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増感・・・RolleiFlex3.5E with Planer75mmf3.5

失敗した・・
先日、今年初めてちゃんとしたカメラ(つまりi-Phoneではないカメラ)で写真を撮りに行ったことは書いた。
そのときに持ち出したデジタルカメラはGR-DⅡ
フィルムカメラは愛する二眼レフのローライフレックス3.5Eである。

デジタルは即時性がありすでにこのブログで紹介済みだが、フィルムのほうは本日現像からあがってきたのである。
ラボに出したのが先週月曜日の28日だから軽く一週間強! 正確には9日かかっている。
いくら35mmフィルムではないと言っても時間がかかり過ぎているのは、実は私が写真を撮る時にセットしたフィルムをT-MAX400と勘違いしたからなのだ。

ご存知のようにT-MAX400とはISO感度が400である。
だが実際にセットしたのはT-MAX100だったので、ラボに出すときに+2(つまり2絞り)増感を指示したからその増感に日数がかかっているのである。
増感・・・RolleiFlex3.5E with Planer75mmf3.5_c0160387_2153167.jpg
だが増感現像をしたおかげでこの通り・・

デジタルは撮ったその場で確認が出来るからこんな設定間違いをしてもすぐに気が付くし、撮り直し等お手の物である。
と言うか、そもそも露出・シャッター速度などのどちらか一方を設定するにしても圧倒的にオートだからほぼ失敗のしようが無い。

しかし、私には全ての責任を撮り手に負わすが、その写りがすばらしければそれも撮り手の手柄にしてくれるような極めて人間くさいこんなカメラが好きなのである。

今回何の変哲も無い淀川の守口・佐太堤防の佐太水防区終点を示す石柱が絵になっていると感じるのは私だけか(笑
やっぱりフィルムは良い。
デジタルでも同じような絵は得られるが、この絵を得るまでにかれこれ1週間強かかっていることもすばらしい(笑
おまけに増感現像には+増感現像代がかかっているので余計にそう思い込むのである。
次は失敗せずに『早い・安い・上手い』となるよう現像代まで増感しないよう精進するつもりである。

追記:それにしても現像するときに増感をするわけで、余分にコストがかかることは良いとしても時間がかかるのはいささか納得がいかないのである。

by e-leitz-yasu | 2013-02-05 21:38 | クラシックカメラ