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広角レンズ・・GR DigitalⅡ with GR-Lens5.9mmf2.4

趣味は?
と聞かれて『カメラと写真です』と答えると、たいていの場合『良い趣味ですね』と返される。
また『一度写真を見せてください。』と言われる事もある。

だが、私の答えをもう一度思い返して欲しい。
カメラと写真』なのである。
つまり、カメラというメカニズムが好きでゆえに機械式カメラという今で言うところのクラシックカメラにウツツヲ抜かし、写真を撮る事に限定されていない事を意味するのである。

とは言え『カメラと写真』と言うように、人の撮った写真・有名写真家の写真集を見る事を含めたそれは、自分で写真を撮る事も見ることも大好きなのである。

中でも人間の目の見え方を50mm標準レンズとした場合の短焦点、つまり50mmよりも短い35mm・28mm・24mm・20・・
等の広角レンズといわれるレンズを通す写真に面白さを感じることが多い。
広角レンズ・・GR DigitalⅡ with GR-Lens5.9mmf2.4_c0160387_7401854.jpg
超広角レンズを使用するとそのレンズ特性で写真が上手くなったような錯覚を与えてくれる事も一因ではある(笑

ところで、こう趣味を公言していると『綺麗な写真の撮り方を教えて欲しい』とか『上手く写真を撮るためにはどうしたらいいの?』なんて相談を持ちかけられることも多い。
その時の私の答えは一貫していて
『自分が撮りたいと思った対象・撮りたい相手に撮ろうと思った場所からもう一歩近づく事』と答えるのである。

オートがついていれば深く考えずにオートを使用するのが一番綺麗に撮れるとも・・
要するに一番犯しやすいのは自分が『ハッ』としてレンズを向けても全体を入れようとするから対象がぼやけてしまい、『あれっこうじゃなかったのになぁ』とその時の感動したものの小ささにがっかりするのだと思うのである。

旅行に行った時の記念写真を見ると顕著である。
大きな寺社仏閣と一緒に撮ろうとすると、なぜかしらその寺社仏閣に近づいてポーズをとる。
それでその寺社仏閣を撮るとすると必然的に建物と人物から遠ざからざるを得ないため、『小さすぎて誰かわからん』事になる。

この場合は、寺社から離れて・カメラ側に寄ってポーズを撮れば人物は大きくその背後に寺社仏閣が写りこむと思うのだ。こうすれば後から見て『そうそう、この建物はすごく大きくて驚いた顔してるでしょ!』とか話が弾むし、その時の自分もしくは相手の感情までもが残せるのである。

さあ、写真を上手くなりたいのなら、アナタも『一歩前に』
ことに広角好きな私もこれからはさらに『もう一歩前に』出る事にしようと思うのである。

by e-leitz-yasu | 2011-02-07 08:01 | 写真