前門の虎、後門の狼・・・携帯カメラ
一難去ってまた一難
一昨日のメドベージェフロシア大統領の国後島訪問である。
尖閣諸島の中国漁船の故意衝突に続く日本固有の領土に対する蹂躙である。
それと言うのも太平洋戦争末期『日ソ中立条約』の一方的廃棄により参戦したソ連に侵攻され略奪された日本国領土であり、戦後60年を過ぎても返還されず実効支配を続けている北方四島の一部なのである。
尖閣諸島で揉めている中国メディアでさえも『今回のロシア首脳の国後島訪問は日本の神経を逆なでしている』となんとも皮肉なコメントを掲載している。
お前に言われたくは無いと返したい所ではあるが、まさに前門の中国、後門のロシアである。
ところで、いずれのテレビプログラムでの発言かは忘れたが、いずれかの国が日本外交姿勢を分析した結果日本外交は『押せば引く』
つまりこちらが強硬姿勢を示せば日本側は忸怩としながらも受け入れると言うのである。
なるほど日本国内でも腰砕け外交と揶揄される姿勢のことを言い当てている。
これが官僚主導の外交であるならば、ここは政治主導を標榜する民主党に踏ん張ってもらい日本国益を優先して日本の主張を声高に発信してもらいたいのである。
事に領土問題であれば国家・国民の主権と生活に関わる事である。
尖閣に領土問題は存在しない、元々の日本国領土であるならば実質実効支配を強めたい。
挑発する相手に対し、こちらが大人になって冷静に一歩引いてなんて事では官僚主導となんら代わりが無い。
ここは一戦覚悟ででも主張を通してもらいたい、それで米国の本音も見えるだろうし・・
中国には大人(たいじん)と言う文字通りおとなの冷静さと判断力を持った思想があると信じたいが、先日のASEANの菅首相との握手さえ避けるが如く振る舞いの温家宝首相を見ると心もとないのも確かであるが・・
書くほどに過激になるのは太平洋戦争の戦勝国で作られた国連を、ただ一つの寄る辺として自国を自分で守る術の無い敗戦国日本の行く末を案じるからである。
またこういったナショナリズムの発信は似非リベラルからは嫌われるのだろうなぁ
今回写真は本文とは一切関係ありません。
by e-leitz-yasu | 2010-11-03 10:16 | 写真