残暑お見舞い・・・minolta Dimage-Xt
朝晩の空気が少し秋に近づいたような気がするこの頃である。
しかし日中の日差しの強さにはまだ来る秋を拒む気概があって、ここ数日は残暑の残暑と言っていいだろう。
だから今更ながらの『残暑お見舞い申し上げます(笑』
さて、昨日私の写真仲間数人と本当に久しぶりに、真夏の計画はことごとく頓挫し晩春か初夏の大阪中之島から京伏見へ行ったのを最後とした撮影会?いや駄弁り半分カメラお披露目半分で今回は京都の京都市美術館へ日本写真家協会主催の『おんな・立ち止まらない女性達』と言う写真展を観に行って来た。
昭和を代表する145名の写真家による戦中・戦後から平成にかけての自立するたくましい女性達を活写した211点の厳選された写真で構成された写真展であった。
中には私も良く知る写真が何点もあり、持っている写真集に収蔵されていたりまだ買えぬにいた写真集に納められた写真やその他のモノクロによるオリジナルプリントには、観ていて改めて写真の力を実感した次第である。
事にその日私が持参していたカメラが交通事故のような出会いで手に入れたRE AUTO-TOPCOR2.5cmを使いたいがために私のカメラの師匠とも言える髭の秀じぃに無理を言って借りたトプコン スーパーDであったので、ライカ嫌いでトプコンを使っていると聞く島尾伸三の良く見る『まほちゃん』だったかのオリジナルプリントには見入ってしまったのである。
まぁライカが嫌いでなぜトプコンを是とする島尾伸三なる人物の偏屈ができたのかは、有名な作家である彼の父・島尾敏雄の代表作である私小説『死の棘』を読んで、強者に迎合しない素地がこの父にしてできたのだと理解したのである。
いやいや今回はトプコンと島尾伸三の話ではなかった。
私も彼女にならば琵琶湖の疎水を源流とした高瀬川の流れに少しでも良い思い出が残るよう願っている。
ただ国家レベルの話とは言え尖閣諸島の領有問題での反日感情を露にするニュース映像を見るにつけて、地下資源があると思われてからの領有主張の激烈には自国のエゴ・個人のエゴを主張して止まない中華思想とダブって仕方が無いのである。
現国際法の遵守をすら大国のエゴで外交問題化する姿勢には断固として対応して欲しいものである。
頼んだぞ、前原大臣!
話は思わぬ方に脱線したのであるがお許しいただきたい。
by e-leitz-yasu | 2010-09-20 09:43 | 写真