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夏雲・・・Pentax-ME with Takumar105mmf2.8

暦の上では早くも立秋
とは言え誰もが今年の夏はいつもにも増して『暑く』秋に向かっての階段を降り始めたとは感じていないのではないだろうか?
夏雲・・・Pentax-ME with Takumar105mmf2.8_c0160387_905626.jpg
むくむくと湧く夏特有の入道雲であるが、これはその輪郭が少しぼやけている。

私は今週が夏休みである。
週半ばに息子を迎えに行かねばならず、思い立って日・月曜日と有馬に行ってきた。
一泊ではあるがうまいものでも食って、温泉三昧で少しは英気を養っておこうと考えての事である。
本体ならば親孝行をかねてというところだが、あまりにも直前であったため宿の手配も追いつかず今回は妻との二人でのんびりしてきた。

しかし、さすがに関西の奥座敷である。
日中の太陽の照り返しは大阪とさほど変わらぬが、朝晩の様子が大阪とは一変する。

夜はクーラーの必要を感じないほどで、窓を少し開け心地よい風に熟睡できただけでなく朝はまさしく鳥の鳴く声で目が覚める。
確かにセミの鳴く声もしないではないが、大阪のそれこそ暴力的なジュワジュワと耳を圧する音ではなく、遠く子供の頃聞いたミーンミーンと郷愁を覚える鳴き声が、それも遠慮がちに鳥の声に混じって聞こえる程度なのである。

後は温泉と食事であるがいわゆる源泉かけ流しかどうかは知らぬが着いてすぐ、食事をした後起きぬけと何度も入り、足にあるちょっとした傷も帰る頃には直っているというまさしく湯治の成果を実感したのだ。
食事は但馬牛の鉄板コースをおごって、これまた至福のときであった。

昨日帰ってきたが、大阪の厳しすぎる暑さには養った英気も萎えそうになり、直った足の傷もぶり返してきたのである(笑

by e-leitz-yasu | 2010-08-10 09:28 | 写真