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出国・・・Nikomat-EL with Nikkor-H Auto28mmf3.5Ai改

話は一週間前にさかのぼる。
と言う事は、一週間の更新が無かった事になるが、酷暑の折 熱中症になるので自戒をしていたわけである(笑

今回所用で、というのは息子を送りに関西国際空港へ行った時の写真である。
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国際線南出発口
さすがに空港だけあってその天井は飛行機の主翼のデザインを取り入れながら耐震構造に備えているのが良くわかる。
別角度 航空会社のチャックインカウンターあたりの天井を見れば尚良くわかる。

子供の頃作ったゴム動力でプロペラを廻し飛ぶ、飛行機のおもちゃの主翼を形作る竹ひごで作ったような造形である。こんな天井を見るだけでも旅情が盛り上がるのは意識過剰かもしれないが・・

そんなことを思ったのは生活の至る所で目にするデザインと言うものに改めてふと気付いたからである。
この写真を撮ったカメラは工業デザインが生まれる少し前、機能を納めるために生まれた必然から形作られる機能優先のデザインである。
しかし、電子基板を納めるために上部が平たくなったペンタプリズム、そこにモデル名を刻印して一応の?デザインをしている社内デザイナー?の機能優先も今の目から見て侮れないのも事実である。
出国・・・Nikomat-EL with Nikkor-H Auto28mmf3.5Ai改_c0160387_1103321.jpg
そう言えば昔の機能に裏打ちされた物の形には現代のデザイナーが太刀打ちできないものがあるのも確かである。
例えば、大工道具などには優れたものが多いように思うのである。

これからのグローバルデザインと言われる機能と使い勝手の普遍的な工業デザインの統一も必要なら、個性溢れるデザインをエンジニアリングプラスティックではなく、金属で見てみたいものである。

by e-leitz-yasu | 2010-07-31 11:00 | 写真