バベルの塔?・・・LeitzStandard with jupitar12 35mmf2.8
なんと盛大に出ているゴーストか?
このレンズの絞り羽根5枚が型作る、はっきりとした5角形!
あまりに意地悪かと思ったが、私は逆光写真大好きなのでフードをも必要としないかのようなレンズが奥まったロシア製のジュピター12で撮ったのであるが・・
1955年製と今から軽く半世紀前のレンズであるから、そのコーティングも有るのか無いのか?有っても当時の技術ではこんな逆光で撮る事なんか想定外だ。
今回写真がはっきりくっきりしないのは逆光によるフレアが影響するだけでなく、多分に期限切れのネガフィルムの性能低下が他の順光で撮ったカットにも現れている。
どうもこのフィルムは、保管状況がよほど悪かったと見える。
昨今の賞味期限や消費期限ではあるまいが、こういったケミカル素材等をを使った物品はたとえ期限内であっても保管は重要なのである。
保管の問題で話は飛ぶが、ビール瓶があれほど濃い色の瓶を使用しているのも太陽光による変質を嫌っての事と聞いたこともある。
随分前に、あれほど好きだった銘柄のビールを口に含んだとたん、そのまずさに顔をしかめたのを思い出した。
あれは確か缶ビール。このフィルムと同じでよほど保管状況が悪かったのだろう・・
追記:このゴーストを狙って物にできればそれはそれで面白い。
by e-leitz-yasu | 2010-03-12 08:17 | 写真