どっち?・・・CanonDIAL35 with SH28mmf2.8
昨日通勤途中の神社の一言欄。
『悲観主義は気分に属し、楽観主義は意思に属する』
調べてみたらフランスの哲学者アランの言葉だそうだ。
つまり、世の中を悲観してみる事はその時々の自分の気分が大きく関係しており、気分が高揚しているときには決して悲観的な思いには至らないことを示している。
また、『なんとかなるさ』に代表される楽観主義とは、自ずからは何もしない受動的な意味ではなくこうやって見れば何とかできるだろうと言う意思が感じ取れるのである。
なるほどそうかと思ってみたが、果たして私はどっちだろう?
考えてみてもその時々で悲観したり楽観したりで一概には決められない。
敢えてと言うなら『なんとかなるさ』の楽観主義か?
私の思考の根底には、『どうあがいても避けられない事柄は、潔く受け入れる』と言うのがある。
自分が事故にあった時、取り巻く環境が激変し事故の前と同じ状況に復す事が適わない事を知り体得した事である。
だから避けられない事柄は潔く受け入れて、その次にどうするか?と一歩を踏み出す時の気持ちはまさしく
『なんとかなるさ!』に通じているのである。
by e-leitz-yasu | 2009-10-31 08:05 | 写真