さぁどうする?・・・HASSELBLAD with Planar80mmf2.8
私のカメラ機材の中であまり使いもしないのに持っていたいと思ったものが二つある。
まず第一が35mmステレオカメラ。
本当はどんどん使ってViewerで立体写真を堪能したいところだが、以前ラボでステレオマウントにしてくれていたが今は不可能。マウント自体も手に入り難くなり、ますます使用頻度が少なくなる。
それでも持っていたいのは、ステレオ写真がいつでも撮れるという環境は維持しておきたいから・・
次に持っていたいと思ったのは、プロカメラマンの象徴として長く君臨していたハッセルブラッド。
これは写真をやってる者、誰もが憧れたといっても過言ではない。一部変態カメラ趣味人は除く・・
しかし、こういったカメラはデジタル化した現代において非常に手近くなっているから実現はそう難しくない。
自慢ではないがとひそかに自慢すると、2機種ともすでに持っている。
ステレオはwebで再現するには見る側に平行法という特殊な視覚方法を強要するので置いておくが、ハッセル写真はこのブログでもたびたび登場する。
こんな写真もハッセルとカールツァイスのプラナー80mmなら、そのシャープさと乱れの無いボケ味で芸術写真かと見紛わせるには充分だ。
ところがである。
このハッセル、手に入れて早数年。使用するたびにトラブルのである。
めったに使用しないが故のトラブルならあきらめも付くが、明らかな機械トラブルで信頼できるところで見てもらうと、どうも素性がよろしくなかったようなのである。
今回トラブルの原因は、巻き上げがかんでおりシャッターレリーズができず、ボディ単体では巻上げダイアルが固着したように動かない。修理をしてもバランスが崩れているのではないか?との事。
修理をするか買い換えるか、悩むところである。
だがしかし、『何たる脆弱カメラであるか?』と悪態をつき、シャッタースタックの心の傷が癒えるまで、しばらくはほったらかして置く事にした。
多分遠くない将来にボディを買うだろうなぁ
by e-leitz-yasu | 2009-06-17 21:58 | 写真