<   2009年 11月 ( 30 )   > この月の画像一覧

スナップ・・Kodak Retina 1 with KodakAnastigmat Ektar

先日のスナップの続きである。
写真関係の本を読んでいると、スナップの極意は何か?等という事が書かれていたりする。
中には、アベイラブルライト(自然光)でのみ撮影する事なんてのや、キャンデッドフォト(相手にさとられずに撮る事)なんて事が書かれている。
しかし、いまや先日も書いたがキャンデッドフォトは非常にやりにくい。

さらに代表的なのが
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いわゆる『街を斜めに切り取る』というヤツである。

本当にカメラを斜めにして写真を撮る事を言うのでは無く、広角レンズをつけたカメラで撮影対象に一歩踏み込んで撮る事を言うのではないかと私は思っている。

撮影対象に一歩踏み込んで撮る。これがなかなかできない事で、相手が人物であればなおさら難しい。
かといって静物・建物にしてもなぜか人は一歩ひいてしまうのである。
それは対象の全体をフレームの中に収めようとする気が働くからではないか?
思い切って画面からはみ出るような構図を狙ってみるのが面白いと思うのだが・・

戦争写真を戦場スナップとするならば、キャパしかり・澤田教一・一之瀬泰三等は対象に一歩踏み込んだから臨場感あふれる写真が残せたが、それが故に命までも差し出すハメになったのである。

事ほど左様にスナップの極意というものはタブーが無く、また奥が深いものなのである。
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by e-leitz-yasu | 2009-11-10 08:16 | 写真

竹林・・・Kodak Retina 1 with KodakAnastigmatEktar

これは京都八幡市の竹林である。
紅葉というには葉が赤く染まるわけではないが、笹の葉の落葉である。
いずれこの下から新芽である筍が出てくるのだろう。
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今回撮影に使用したレチナであるが、そのレンズは戦前のノーコートで逆光には滅法弱いのだが順光では充分な写りを見せる。
少し色がにごった感じになるのは致し方が無い。

ジャバラを折りたたむとワイシャツの胸ポケットにも入るコンパクトさで、同じ様な機体を使用した
戦後製のタイプ010は私の一番のお気に入りである。
その理由はレンズにある。
今回のレンズと同名のEktarが付いているのであるが、こちらは正真正銘のアメリカコダック製のEktarが付いているのである。

大分以前にこのブログにも紹介した事があるので覚えの方もあると思うが、ボディは戦後の物不足からこのタイプ148とは似て非なるものである。
一度このタイプ148とレンズ入れ替えはできないものかと画策したが、私の技量では無理とあきらめた経緯がある。

今度はそのタイプ010のレチナで真っ赤に色づいた紅葉を撮りたいものである。
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by e-leitz-yasu | 2009-11-09 08:24 | 写真

スナップ!・・・Kodak Retina1 Type148 with Kodak-Anastigmat Ektar5cmf3.5

先日より古いカメラを持ち出している。
ドイツコダックが当時まだ新しい規格であった35mmパトローネ入りフィルムを拡販する目的で、ドイツ・ライカの数分の一、いや数十分の一の価格で売り出した表題のレチナである。
私は今、レチナは3台しか所有していないが、そのタイプ及びレンズ種類などを考え合わせると34機種100種類以上にものぼる機体があるのである。
今回取り上げたタイプ148は第二次大戦の戦前戦中にかけ製造されたもので、材質も良く今もって精密感がある。
レンズはシュナイダーのクセナーと同等のものが、アメリカ輸出の関係でアメリカコダックの高性能レンズであるEktar名になっている。
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盗み撮りではない。
腰掛けたベンチからノーファインダーで撮っている。いわゆるノーファインダースナップであるが、撮影対象・場所を選ばなければ巷間言われる盗撮になってしまう。

元来、こうしたコンパクトカメラの発祥は、誰でもが何処に居ても簡単に写真を撮る事ができるために発展してきた。その際たるものが現代のデジタルコンパクトカメラに繋がっていると思われる。

しかし、これも欧米発の何でもかんでも訴訟社会において 肖像権云々で人にカメラを向けることがタブーとされようとしている。
私は日本写真家協会が朝日新聞出版部から発刊している『スナップ写真のルールとマナー』を参考に カメラを衆人の目に晒し、極力顔が映りこまないように撮影するか、目顔や口頭で了解を取る。
ただし、市井の人々の自然な営みを撮るのがスナップと考えるといささか不都合でもある。
まぁ公共性の高い場所での写りこみは ある個人を望遠で狙ったりしない限り、法的にも問題はないと判例も出ているのだが・・

要は、もめそうな個人は撮影しない、撮影後にでも一声かける事でもめる事は案外少ない。
極端で厳格な日本人の性癖かもしれないが、今じゃ海外スナップの方が気楽に撮れて 国内スナップの方が緊張を強いられるのである。
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by e-leitz-yasu | 2009-11-08 10:50 | クラシックカメラ

秋の夕暮れ・・・携帯カメラ

あ~きの夕日~に~照る山もみじ~   高野辰之作詞・文部省唱歌である。
晩夏から一気に初冬の冷え込みと随分短くなった秋ではあるがここに来て少し冬から秋へ逆戻り
冒頭の文部省唱歌が浮かんだのである。

私の子供の頃は小学校のグランドで遅くまで野球に興じたりしての帰り道、山の紅葉に西日があたりまさしくこの歌の光景を目の当たりにしていたのである。
誰しもがそうであるかもしれないが、文部省唱歌には何かしらの思い出が付きまとうものである。
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山ではないが秋の夕暮れである。
緑少ない大阪の街中ではなかなか季節感を感じる光景には出会わないこの頃である。
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by e-leitz-yasu | 2009-11-07 08:47 | 写真

雨の日カメラ・・・ASAHI PENTAX-SV with Super-Takumar55mmf1.8

先日当ブログで雨の写真を紹介した。
といってもデジカメで車の社内から窓に付く水滴越しに撮ったものである。
その時、雨の日にはカメラを濡らす可能性が高く、小さい時の教えから(笑)カメラを水に濡らす事は厳禁の意識高く
なかなか持ち出す事適わず、結果雨の写真は極端に少ないと書いた。

そうすると、それは軟弱である、雨には雨用のカメラを用意すべしのおしかりを受けた。
そうすれば雨用に水中カメラのニコノスでもと考えるが、時あたかもカメラクラブの記念例会でFujiの工事カメラと言う防塵・防滴カメラを手に入れることができたのである。
これで良いはずであったが、カメラ仲間のMPO(SF映画のC3POみたいだな)さんが今は捨て値同然で売っているペンタックスの一眼レフを雨用に確保していると悪魔のささやき。
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先日心斎橋 カメラのナ〇ワのジャンク籠から格安で手に入れた。

最初見たとき、尋常ならざるぐらいに埃をかぶって手に持つのも手が汚れるほどで、ブラック塗装も手擦れとは違うはげ方が随所にある。
シャッターが開く事だけを確認して購入。
家で水拭き雑巾にてとりあえず清掃、ヘリコイドリングのスカスカになったSuperTakumarを組み合わせたのである。それから各部点検すると、クイックミラーのモルトも綺麗でセルフタイマー他 機能は完全であった。 

これで安心して雨の日にもカメラを持ち出せそうだが、綺麗になって純正フードも奢ったSVの 貫禄の出た勇姿を見るとやはり晴れ用になってしまいそうである。
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by e-leitz-yasu | 2009-11-06 07:47 | クラシックカメラ

5,000円ズミクロン・・AsahiPENTAX-MX with XR-Rikenon50mmf2.0

今日はPENTAXの小型フルマニュアル機のMXである。
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装着レンズは、表題の『5,000円ズミクロン』としても名高いXR-RIKENON50mmf2.0である。
リコーのサンキュッパが合言葉のXR-500とセットで売り出されたレンズである。
廉価なカメラを得意とするリコーとの印象が強いが、このレンズの写りには廉価版とは言えない性能の高さを感じるのである。
この固体は最短距離45cmで金属鏡胴から初期の物と思われる。

私の写真仲間のtoraさんから、ある時の会合・・我々の会合は撮影会か飲み会である(笑)で突然に『あげる』と言って貰ったのである。
確か、中玉にカビがありカビの除去には緑茶がいいなどと言っていたのだが、もう一本買ったから一応カビは拭いたけど・・って事だった。
本当にありがたいことです。toraさん、ありがとう。持つべきは友ですな。

しかしながら、なかなか一眼レフを触る事が無く今回初の撮影に持ち出した。
写真が上がれば再度お披露目したく思っている。

多分フードをしているが、逆光はカビの影響があるだろう。
順光か斜光で絞りは比較的開け気味にして撮っているので仕上がりが楽しみである。

おっとそろそろ出勤の時間である。失礼!
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by e-leitz-yasu | 2009-11-05 08:20 | クラシックカメラ

修理完了?・・・Canon-P with CanonLens35mmf2.8

私には思い出深いレンズが2本ある。
まず1本目は、高校生時代に購入した一眼レフ用35mmf3.5。
これは、私がこずかいを貯めて始めて買ったキャノンの標準50mm付きAE-1の交換レンズとして購入したものだ。
元来一眼レフレックスカメラを購入する時は50mmレンズを標準レンズとして購入するのが当たり前で、この50mmレンズ1本で望遠レンズの代わりに被写体に駆け寄り、広角レンズの代わりに被写体から遠ざかるもしくは下から・上からデフォルメを強調する。
さらには、レンズを逆さまにカメラボディに押し付けて、擬似マクロとして利用した。

だが、後ろに引けない被写体の時や本来の広角描写がどうしても欲しい時があり、これも始めての交換レンズとして購入したものだ。35mmとはいえ、初めて本当の広角レンズを通した絵を見て随分と感激したものだ。
やはり自分の目では見えないもの、デフォルメはおもしろい。(ちなみに望遠のボケ具合は50mm標準でもある程度見ることができる。)

もう1本は、これも初めてレンジファインダーカメラ用広角レンズとして購入した今回取り上げたキャノンの35mmレンズである。
元々高校の一眼レフ時代から35mmレンズに慣れ親しんでいた私であるから、広角レンズに本来の強みを発揮するレンジファインダーカメラ用にどうしても欲しかったものである。当時はキャノンL2と同時に手に入れたのだが、L2は売却して今は無い。
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手に入れた当時は随分使用していたが、絞り羽根に油が出てf5.6からf4以上に開けようとすると羽根同士が引っ付いておかしな形になるようになりめっきり使用しなくなっていたのである。
また、より広角レンズを使うようになったのも使用しなくなった一因である。

今回、一昨日の夜・つまり文化の日の前の晩・なかなか寝付かれず、かねてより懸念であった本レンズの絞り羽根の油除去を思い立ったのである。
10枚ある絞り羽根であるからそのボケ描写は麗しいが、ここに油がこってりと乗っていたのである。
早速ばらして、絞りに到達・ベンジンで洗浄して動きを確認。
さらに鉛筆の芯をヤスリで細かく削り、絞りにまぶして完了した。

こうしてキャノンPに取り付けて、純正フードに純正ファインダーを驕り、純正の組み合わせを創ってみると最もしっくりきている気がするのである。
これでもう一度実戦復帰である。
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by e-leitz-yasu | 2009-11-04 07:39 | クラシックカメラ

ヨーロッパ?・・・Rollei B35 with Triotar40mmf3.5

最近のバスストップは随分おしゃれだ。
このバスストップなんかもヨーロッパ・プラハあたりのバスストップを彷彿とさせる。
何故プラハか?
私が持っている田中長徳氏のプラハ・ウィーンの写真集にあるバスストップがちょうどこんな感じである。
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この場所は、東遊園地の看板が示すように港町神戸である。
関西圏で唯一のおしゃれで通る街だからさもありなん。

そういえば、この写真は以前のブログにも載せたかもしれないが、ヨーロッパに憧れる気持ちがこの写真に意識をひきつけるのかも知れない。

宮崎駿アニメに出てくるネコバスが止まる、古い日本的なバス停にも惹かれるものがあるがステーションやバスストップと言うのは近場にしろ旅を連想させて止まないのである。

少し哲学的になるが、人間は旅により鍛えられ・旅により大人になる。
未知なる物への好奇心を刺激され、未知なる人との出会いがその人間を大きくしてくれる。

また、自分探しの旅に出たくなってきた・

注:おしゃれなバス停に敬意を表してバスストップと気取ってみた。
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by e-leitz-yasu | 2009-11-03 09:31 | 写真

兵庫県公館・・・Rollei35T with Tesser40mmf3.5

私は長らく兵庫県民であった。
あったと言うのは結婚を機に本籍地を大阪府に移動したからである。
それももう20年前になろうとしている。
歳がばれるが、それ以上の歳月を兵庫県民として居ながら今回写真を整理していて初めて行った兵庫県公館の写真を見出したのである。
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建設は明治35年と言うから100年以上の歴史がある。
長らく県の本庁舎として使用され、今は迎賓館的役割と県政資料館として活用されているとの事である。

まるで花びらのようなシャンデリアが優美ではある。
わが国の代表的な建築家・山口半六氏が設計したものであり、完成当時、フランス・ルネサンス様式の建造物としては、規模・優雅さ、ともに日本一の名声を博した、と公館H.Pに謳っている。
ただ戦火は免れようも無く、外壁以外は一度消失したらしい。
その後県民の歴史的建造物を残そうとする意義により大改造して公館として生まれ変わったのだそうだ。

今は大阪府民となって久しいが、大阪にも残すべき歴史的建造物が多数ある事を思い出したのである。
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by e-leitz-yasu | 2009-11-02 08:10 | 写真

世界一・・・RICOH GR-1 with GRLens28mmf2.8

昨日何かのテレビ番組で世界の大型建造物を色々見た。
その中で唯一私が行った事があるのは台湾の超高層ビルである。
その名は『台北101』
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訪問は今から3年前の2006年だから、文字通り世界一の高さを誇っている時である。その高さは509mであり、現在建築中のブルジュ・ドバイ(819m)に次ぐ高さである。

このTAIPEI101に使用されているE/Vは、東芝製で世界一の上昇スピード分速1010mで展望台まで37秒で着く。
展望フロアの台湾一おいしいと言うアイスクリームを食べて観賞した夜景がこれだ。
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ちなみにこのビルの建築はJVであり、主体は日本の熊谷組である。日本の建築技術は非常に高くこれよりも高いビルを建てることは可能であるが、日本国内は建築法及び地震列島ゆえに建築の計画は無い。
まぁ高所恐怖症の私としてはそんなに高さを誇らなくても良いではないかと思っている。
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by e-leitz-yasu | 2009-11-01 09:27 | 写真