2009年 12月 23日 ( 1 )

黒猫・・・Leitz Standard with canon35mmf2.8

昨日毎日新聞夕刊コラムに載っていた事。
フィギィアスケートで長く一線で活躍していた村主選手が使用するスケート靴についての一文である。
フィギィアの出来不出来の採点に現在は3回転ジャンプなどの大技が大きく関係しているのは衆目の一致するところだと思う。
そのジャンプを成功させ、華麗な氷上の舞を見せるためには足元を固める事、つまりスケート靴の果たす役割が大きい事も想像に難くない。

以前スピードスケートの清水選手が世界記録連発していた頃に、かかとがスケートと分離する事で長くスケートが氷に接しスピードが出ると言うのを聞いたこともある。
それに比べてあまり改良の余地・道具の良し悪しとして目が行かないフィギィアの世界でも当然のことながら道具へのこだわりが少なからずある事を知った。

彼女が使用しているスケート靴は最新のものが足に合わず2代前に使用していた靴をつぎはぎして使用しているとの事であった。
してその改良は?
靴を持って手のひらで天秤のように重さを量り、『あと20g』軽くして欲しいとの事である。
わずかな違いもトップアスリートにとってみればジャンプの出来に影響するのである。

その20gを軽くするために靴底の木を削る職人さんの作業の音を聞きながら、目の前の差し入れのチョコレートを見て『食べたいなぁ・・』
しかし靴の20g削減を自身の体重増加では意味が無く、一粒のチョコレートをもガマンして競技に集中していこうとするストイックさを知ったのである。

韓国のキム・ヨナ選手と日本の浅田・安藤選手の戦いの構図にばかり目が行くが、私の中でまた一つ見方が変わったのである。
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河川公園の水道を見張るようにたたずむ黒猫と視線が合った。
彼女の二つの瞳の奥底にフィギィア選手のストイックさも重なって見えたのである。無茶なこじ付け・・(笑
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by e-leitz-yasu | 2009-12-23 08:09 | 写真