2009年 06月 05日 ( 1 )

さくらと船・・・LEITZminoltaCL with Snapshotskopar25mmf4.0

ルース・ベネディクトの記した『菊と刀』はアメリカ文化人類学史上最初の日本文化論であり、この著書名を聞いたことのある人は多いのではないだろうか。
著作者名は今回調べて、改めて知った次第であるが・・
c0160387_23163967.jpg




ある春の日に、私の写真仲間から呼び出され私のテリトリーである大川端で葉桜間近の桜並木を散策した時に撮り収めたものである。

いつもの砂利運搬船であるが、このようにさくらとの対比に思わず冒頭の『菊と刀』ならぬ『さくらと船』のネーミングが浮かんだのである。

『菊と刀』はそれらを通して日本人の精神性を含めた日本文化論を論じたものだが、この『さくらと船』はその船の本来である砂利運搬作業に従事する道具としての『侘びと寂び』を感じるものであると言えば言いすぎであろうか?





また、とき同じく大川を下流へ、造幣局近く旧の『銀橋』のアーチを写した物がこれである。
c0160387_23324585.jpg
鋲が配されたこの構造物は、隣にできた新しい銀橋とは比較にならぬデザイン性・美しさを感じる。
ここに写ってはいないが支柱に取り付けられたランプにも、無機質とは対極の温かみのある手作りの良さを感じるのである。
昨今、大阪の歴史ある建造物が老朽化や耐震強度不足を理由に取り壊し、建て替えを余儀なくされているが日本近代文化の生き証人を残す手立てを行政には真剣に取り組んでもらいたいものである。

それにしても縦位置写真ばっかりやなぁ・・
[PR]

by e-leitz-yasu | 2009-06-05 23:52 | クラシックカメラ