2008年 09月 14日 ( 1 )

写真

昨日、写真仲間から一つの写真データが送られてきた。
c0160387_8132747.jpg

加工が施してある。(作:督助氏)
普通の写真で見ればなんと言うこともない写真であろう。
しかし、題材はともかくも現在のデジタル処理をもってすれば、写っている物の素材感を変え印象を変えることなどいとも容易い事なのだ。

今までは、暗室作業にて合成・捏造やソラリゼーション等少なくとも技術・手間を必要とした。
まして合成・捏造が推理小説の題材になるように、完全ではありえなかった。

パソコンでの情報処理技術が進んだ現在では、暗室ではなくPC上で合成も捏造も簡単に作成できる。それもおかしい所は何度でもやり直しが可能だ。

このことを考えると、一昔前の戦争報道に代表される報道写真は、写真に写った事象の真実性を照明するものではなくなった。
まして現在主流のデジタルカメラでは、シャッターを押した瞬間から写真を撮ったのではなく編集可能なデータを取り込んだのだ。

アナログフィルムで写真を撮る意義は、もはや自分へのオマージュだけかもしれない。
[PR]

by e-leitz-yasu | 2008-09-14 08:39 | 写真