逆光・・OLYMPUS OM-1 Silver with OM G-Zuiko Auto-W28mmf3.5

私は写真を撮る時なぜか太陽を背にして撮るよりも、ぎらつく太陽を真正面か正対するからだ正面から顔を動かさずとも目に入る位置で写真を撮ることが多い。
故に親しい写真仲間からは『逆光番長』と言う私にとってはある種ほめ言葉に聞こえる、ありがたいニックネームを頂戴している。

で、逆光に対する古いレンズと今出来の新しいレンズの大きな違いは、そのレンズ構成や曲率計算がコンピューターに成される恩恵を受けているか否かではなく、レンズ表面を覆うコーティング技術の進歩による抜けの良さや乱反射等の光のいたずらを極力排除するか否かであると思う。

そして、ここに天邪鬼なレンズ雀といわれる『古いレンズのほうが味がある』とする旧レンズ信奉の信者が生まれる素因があるのである。
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どうだ、これが古いレンズの味である。

画面中央下の派手なゴーストに中央上の盛大なフレア
しかし、私は旧レンズ信奉者ではない。
ただ、逆光が好きなばかりに古いカメラに付けた古いレンズの当時なら弱点とされた、今ではレンズの味が顕著に出るのである。

いや、レンズの味云々を撮ろうとしたのではなく、素直に大川にかかる飛翔橋に続くスロープを上がったところでその柵が織り成す印象的な影を撮ろうとしたら小さな女の子が駆けて来たのである。
一瞬カメラを構える私にひるんだ所をいただきました(笑

このレンズが古いとはいえ立派なコーティングもされているのだが、私の逆光にかける思いのほうが強くて出来上がった絵は『まぶしかったあの時』を充分再現してくれているのである。

『おじょうちゃん、おじさんはそんなに怖くないからね・・』(爆笑とする
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by e-leitz-yasu | 2012-11-21 19:05 | クラシックカメラ