近いうち・・・Primo JR with Topcor6cmf2.8
3党合意の消費増税の今国会成立へのキーワードがこの『近いうち』である。
新聞・ニュースで報じられ、『へっ、何じゃそら・・?』と思った人も多いに違いない。
政権の座にある時に増税を敢行すると次の選挙に大負けするのはこの国の悪弊かも知れぬ。
いや増税を唱えるだけでも地盤の弱い国会の『先生方』は、次の当落の行方を鑑み自分だけは増税反対であるのだと地元で言い出す始末である。
こんなところに選挙という民意を問うと言いながら地元利益誘導・払うのいやだがもらうのは好きという自分勝手な選挙民、今ひとつ一等国となるには我等有権者の民度を高めなければならないと思うのである。
いや少し話が横道にそれた。
『近いうち』、自民谷垣総裁にすればそれは『今国会中』であり、民主野田総理にすれば『文字通り近いうちであり、時期は明言していない。』どちらもご都合的な解釈でまさしく玉虫色というものか・・
『何必館・京都現代美術館』収蔵の日本のライカ使いの写真家・木村伊兵衛100点の作品を収めてある。
まずその装丁のシンプルさと私の好きな秋田大曲の『おばこ』の瞳にひきつけられたのである。
その上に置く、今回表題の東京光学Primo-JR(プリモジュニア)である。
先日の高野山瞑想の旅に持ち出したもの。
フィルムは今は無き、127・ベスト判を使用する。
今回は今も販売している120ブローニーサイズから切り出して127ベスト判に巻き変えたものを使用した。
先週現像に出しあがってきたが、全く綺麗に透明でそこに画像を見つける事はできなかったのである。
よって、先週末に買いだめていたmacoのモノクロフィルムをセットしてリベンジに連れ出した。
がしかし・・
あろう事かそのフィルムの現像上がりを取りに行ったときの衝撃は筆舌に尽くしがたい・・(笑
『お客さん、現像所が言う事にはこのフィルムにはフィルムは入っていなかったとの事ですよ・・』
『えっどういうこと?』『いや裏紙しかなく、肝心のフィルムがなかったという事です。』『・・・』
そうなのである。
このフィルムは今は無い127・ベスト判である。
120ブローニーから切り出す事を考えて、以前使用した127・ベスト判のスプールと裏紙を返却してもらっていたのであった。
そのフィルムを生フィルムと勘違いしてカメラにセットして写真を撮った気になっていたのであるから本当に『いい気なもの・・』これじゃ、いくら撮っても傑作も駄作も眼にする事はかなわない。
『近いうち』に今度こそ新しいフィルムを購入して傑作写真を撮るつもりである。
ps.『近いうち』の用法は、こんなときのほうがしっくり来ると思うのだがいかがだろう・・
by e-leitz-yasu | 2012-08-09 22:47 | クラシックカメラ