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車窓・・・GR DigitalⅡ with GR-Lens5.9mmf2.4+GW-1

ひところ『阪急電車』という小説が映画化されテレビでも取り上げられる事がよくあった。
確か片道15分の奇跡というサブタイトルが付いていた事から、阪急西宮北口駅から宝塚駅までの阪急今津線を舞台としている。
残念ながら映画も見ていないし、原作小説も読んではいない。

じゃなぜ今回の話題に出したのかというと・・・
高校1年生になる息子の夏休み読書感想文の課題図書として挙げられていたからである。
テレビでショートストーリーを見る限り、この小説はラブストーリーだったはずなのだが・・

まぁ世の中ラブストーリ-といえど優れた小説は枚挙にいとまが無いのは事実だが、これは学校が学生に読書に対して興味を持たせるために迎合したように感じるのは私の穿った見方のせいだけならばそれで良し。
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これは阪急京都線車内

私は大学入学と同時にこの阪急京都線を利用するようになり、以来 京都・神戸等へ出かける時や帰省の時など実によく利用した。
今現在は大阪市民となって数十年たつので、もっぱら市営地下鉄の利用ばかりですっかり利用しなくなったのだが先日京都へ行く時久しぶりに利用した。
マルーン色の落ち着いたボディカラーに木目を模した内装に濃いグリーンのビロード調の座席がマッチしている。
今回久しぶりではあるが乗り込むと、慣れ親しんだ感じがあって落ち着ける。

大学時代は同じ下宿の友人が早朝通勤時間帯に通勤特急停車駅で満員電車の運行をスムーズにする乗車補助のバイトをしていたのだ。別名は『ケツ押し』
要するに扉が閉まるように、乗客を電車内に押し込むのである。
それでも毎朝のこととなると、女子高生などに見初められてバレンタインのチョコレートをもらう者もいたとか。

私は電車内で喧嘩を始めたおじさんの仲裁に入って、とばっちりで殴られたことがあるくらいで映画『阪急電車』のような恋愛事には一切遭遇したことは無いのであった・・・残念!
いやバイトはしてあらず、たまたま喧嘩する二人と同じ電車に乗り合わせただけ、念のため・・

蛇足ながらこの『阪急電車』の書評では
”ローカル電車を舞台としたハートフル群像劇映画。”となるらしい。このハートフルが課題図書の要因か?
それにしても、私にとっては決してローカル電車ではなかったんだがなぁ…

by e-leitz-yasu | 2011-08-25 22:46 | デジタルカメラ