祈願・・・Olympus OM-1 with G-ZUIKO Auto-S 55mmf1.2

ピントの合っていない写真はさっさとやり過ごす(笑

今年の年始の大阪天満宮に持ち出したのはオリンパスのOM初期最高の明るさのレンズである。
そのf値は、1.2
肉眼の明るさをを1とすると聞いた事があるから、あれ程のガラスの塊を通して肉眼で見るよりわずかに光量が落ちるのみである。しかし、一眼レフ用レンズではないがキャノンなどf0.95と言う肉眼より明るいカメラ用レンズがあるのだから驚きである。
但し、この説はあくまで聞きかじりに過ぎず、真偽の程は解らない・・

話を戻す。
そのオリンパスOMシリーズの最初期にラインアップされたこのレンズは技術的限界からか、画像安定のマージンからか、その焦点距離はこの頃通常標準レンズとされた50mmより少し長い55mmである。
当時の他社も同様にf1.4クラスでも55mm及び58mm等という焦点距離が散見される。

また、その写りはライカズミルックスの例を持ち出すまでも無く、開放では甘すぎる・盛大なフレアが出る、少し絞っても変わらない等使いこなしが難しい。もしくはレンズの評価自体が低い場合が多いのである。
それでも現代の何でもクッキリ・ハッキリ・画像流れなど破綻無く写るのが当たり前のレンズに比べれば
『個性』があるとする見方もあるのである。
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これは開放近く、いや開放かもしれない。
昨今話題のピントの来ているところ以外はまさに『とろける』ようなボケである。
私は嫌いではない。
私の肉眼では めったに見られないこんなボケが見たくて、つい明るいレンズは絞りを開ける事が多いのだ。

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ちなみにここ大阪天満宮は当然学問の神と言われる菅原道真を奉ってある。

絵馬を書く彼女の真摯な姿を今度はf5.6ほどに絞って撮ったのがこれである。
過ぎこし日々を思い出し、この彼女にも吉報が届くのを祈っている。



最後になるがこのレンズは去年の暮れ、レンズの日焼けがひどいと言うので思ったよりも安く手に入ったのである。しかしこれは日焼けではなくこのレンズに使われているガラス硝材にatomが含まれているのを知っていたのだ。
昔のレンズの味と言うのも存外こんな事も無関係ではないのであろう・・
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by e-leitz-yasu | 2011-01-06 21:00 | 近況