増殖・・OLYMPUS OM-1 with ZUIKO-LENSES
昨日はX'masではあったが当家では宗教的な儀式は一切無く、イブの夜ほどの盛り上がりも無かったのである(笑
故に、前日のチキンとフランスパンにサラダ、スープ・シャンパンから打って変わって極めて大阪的に『お好み焼』が夕食である。
いやお好み焼定食ではない。
味噌汁はあったが、関東人から言わすと炭水化物の重ね着のような白飯は今回無かった。
その代わり、リンゴの入ったサラダ・皆さんの想像にあるあのサラダ・があり、少し小さめではあるが一人2枚は食べる。
大阪では決してお好み焼はおやつではないのである。
おやつの時もあるが、関東の『もんじゃ焼き』とは一緒にして欲しくない(笑
もちろん焼くのは私である、ってホットプレートだから焼き頃を見てひっくり返すだけ・・
いや今回はお好み焼の話ではなく、食後にコーヒーなどを飲みくつろいでいたのだが思い立って少し前に手に入れたオリンパスOM-1ブラックのプリズムの銀蒸着剥離の修復とこれ以上の剥離が進行しない様に処置を施した事が言いたいのである。
長男、すなわち一番最初に手元に来たのは真ん中のブラックOM-1で・これは私の手で銀蒸着剥離のプリズムをOM-10から取り出した健全なプリズムに換装されている・分解して見た内部構造とフィルムレールなどの特徴でM-1から改称直後の最初期型と思われる、メーターも含め、美品完動品。
次男、二番目に手に入れたのは右側のシルバーOM-1で・前の持ち主が銀蒸着剥離の処置済と見える・これはアクセサリーシューを買うと付いてきた(笑 いわゆるジャンクでメーター不動、巻上げレバー指当てカバーがボロボロだったものをつい最近ブラックOM-1ジャンクからレバーを移植済。メーター不動だが、レバー以外は美品である。
三男、一番最近ジャンク棚から救出した左端のブラックOM-1で、今回このカメラのプリズム修復を実施したのである。
手順であるとか、修復方法は先人のnet内情報を参照していただくとして、分解してプリズム修復とメーター感度設定等一応の処置を施した。
これにより、外観は塗装はげも激しく美品とはいえないコンデションながら実用機能は良品となる。
しかし、いつの間に増えたかOM-1!
私の大好きなライカバルナックの中でも、初期タイプの板金ライカとそのボディサイズが酷似しており誠に手に馴染む。
ましてOM-1は機械式カメラ故、生理的にも合うのであろう手が求めた結果である。
他にOM-10ブラックもあるし、レンズに至っては写っている50mmf3.5macro・50mmf1.8・35mmf2.0・28mmf3.5・100mmf2.8・135mmf3.5・135mmf2.8の他、写っていないが50mmレンズのf1.8とf1.4を各一本と35mmf2.8と75-150mmf4 ZoomLens等、瞬く間に本数が増えてしまい収拾が付かなくなっている(笑
これだけ本数があると道理でボディの台数が増えるはず・・って千手観音じゃあるまいし・・
自分の欲望のままに増やしておいて言うのもなんだが、一台のボディに一本のレンズでプリミティブに写真と向き合っていた高校の頃が懐かしいのである。
以上増殖報告終わり
by e-leitz-yasu | 2010-12-26 19:40 | クラシックカメラ