歴史・・TOPCON SuperD with RE,AUTO-TOPCOR2.5cmf3.5
先日の京都市美術館別館であった日本写真家協会主催『おんな』展に持ち込んだレンズである。
持ち込んだといっても美術館の展示物撮影のために持ち込んだわけではなく、写真展観覧の際の道中行き帰り及び京都疎水散策で写真を撮ろうと持ち出したのである。
この東京光学製TOPCOR2.5cmは購入後初の撮影に供したわけである。
これは京都市美術館別館の2階展示場から1階へ下りる階段手すりである。
他の観覧者の方達には私がカメラを構えているものだから、シャターを切るまで待たせてしまったのである。
この写真でこのレンズの実力を云々するつもりも無いが、25mm超広角にしては開放近くでのピントが浅い。
この日は、このレンズを使用するのが初めてということもあって極力絞り込んだりせずに、積極的に絞りを開けてみた。
さすれば私の意図しているしていないに関わらずピントを置いたところ以外が良くぼける。
私が所有するレンジファインダー用25mmやニコンの24mmなどに比べて、そのボケ方は意外であったのである。
鮮鋭な手が切れるようなピントのエッヂが立つ写りとは一線を画する、優しいがその描写に手抜きが無いといっていいであろう。
なるほど立体感がある描写をするといわれるだけの事はある。
特徴的なこのレンズ専用のフードも近々届きそうだし、少し使い込んでみたい。
それにしてもいつまでも借り物のボディと言うのもなぁ・・
ISO 100・f4.0・1/30
by e-leitz-yasu | 2010-09-22 07:39 | クラシックカメラ