かに爪・・・NIKON-F with NIKKOR-S AUTO 50mmf1.4

NIKONのアナログ一眼レフの標準レンズとして代表的なレンズといって良い。
NIKKOR-S AUTO50mmf1.4
NIKON-Fの標準レンズとしてはその前のレンジファインダーNIKON時代の、ニッコール-S 50mmf2.0を一眼レフの長いフランジバック対応に手直しした銘玉もある。

しかし、より明るいレンズの要請とピント精度の高さから、一眼レフ用標準レンズとして
f1.4のレンズは標準レンズの高級ラインとしてf2.0もしくはf1.8と併売されていたのは我々('40から'80年生まれ)にとっては周知の事実。

現代はズームレンズ主流でもあり、尚且つデジタルカメラであってすればカメラ・写真趣味の者でもない限り単焦点の明るい標準レンズの万能性・有用性には興味が無い。
けれでも、写真を学ぶ・うなくなりたいなら50mmあたりの単焦点レンズは今もって重要であると思うのだ。
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これは初期のニッコール50mmf1.4の、言わずと知れたカニ爪である。

カメラ内臓露出計連動のための機能から生まれた時代を象徴する装置である。
この爪のおかげで、長くNIKONではカメラ・ボディを選ばず露出計連動の機能を享受できたのは論を待たない。
その中でこのかに爪の形状が鋭い三角の形をしたものは、初期の証だと思うのだが確証はない。
しかし、後年の丸みを帯びたかに爪よりも、鋭角の三角プリズムの形状を持つFには最もふさわしいと思うのは私だけではあるまい。
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by e-leitz-yasu | 2010-04-19 08:27 | クラシックカメラ