キャンデッドフォト・・・OlympusPEN-D with F-Zuiko32mmf1.9

キャンデッドフォト
キャンデッドには 率直な,正直な、遠慮のない、ポーズをとらない,ありのままの意味等があり、キャンデッドフォトとは被写体がそれと気付かない自然な様子を撮影するスナップの一手法の事である。
世に言うスナップ写真の名手はすべからくキャンデッドフォトの名手でもあった。
木村伊兵衛しかり、アンリ=カルティエ=ブレッソン等近代を代表する大写真家連も例外ではない。

しかし現代からすれば、相手に悟られず撮影する事は盗撮と見なされ非難の対象になることも事実である。
うっかりすると肖像権の侵害だのいらぬトラブルに巻き込まれる事になる。
当然、女性のスカートの中を撮るような盗撮行為とは明らかに違う事だけは明記しておく。

さて
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今からさかのぼる事数年前、食事をしようと入った大阪・南の店で、偶然隣り合わせになった女性である。
頬杖をつく姿も様になり思わずシャッターを切ったのである。

この時点でキャンデッドフォトを撮った事に違いない。
だが、それまでに私は今回撮影に使用したオリンパスのカメラを向かいに座った知り合いに見せ、色々講釈を述べている。
だから隣席の女性も私がカメラを持っていることは承知していたはずである。
それに何より、シャッターを切った後に彼女に向けて写真を撮ったと会釈をし、彼女からも会釈を返されたのである。

スナップ写真を撮りたい私からすればなんともやりづらい世になったものだが、以前にも紹介した日本写真家協会監修の『スナップ写真のルールとマナー』をバイブルに、法的にも了となり、被撮影者の感情をも害さないスナップを心がけたいと思うのである。

追記:今回写真は事後了解であるが了解を取り付けていると見なされセーフとの事である。念のため
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by e-leitz-yasu | 2009-11-29 08:27 | クラシックカメラ