斜陽・・Leitz Standard with Elmar9cmf4.0

昨日から蝉のうるささに負けず劣らず総選挙の投票日に向けて今までの実績アピールに、これからの変革公約にとスピーカーから論ずる声がかしましい。
テレビをつけても各党の主張及び際立つ主義の対立軸を煽りたてる。

この時期メディアでは選挙報道公平性のため、偏った映像露出や紹介時間の偏向に気を配る。
それは現政権に近いYテレビにしても同様である。この辺は公共電波を使用する以上放送倫理規定で定義されているのだろう。

当然テレビのコメンテーターにしてもあからさまな偏向主張は控えているわけだが、k谷氏などは自分の主張をするのがスタイルなので歯に衣着せぬところはある。もっともテレビではピーの音に消されるが・・

ところで先日、韓国民主化の父と言ってよい金大中元大統領が亡くなった。
朝鮮半島南北融和政策『太陽政策』をとって、初の南北首脳会談を達成した事は記憶に新しい。

私の記憶の中では東京のホテルからKCIAによって拉致され、数日後に韓国の路上に開放された事の方が鮮烈である。なぜなら、当時小学生であった私にとってスパイ映画並みの事件は、センセーショナルでありアポロ11号の月面着陸の映像とともに金大中氏の名前を記憶させたのだから・・

やがてその幼い時の記憶の人が韓国大統領となり民主化を進めている事は少年期から青年期を経るころ知る事になる。しかし拉致以外に死刑判決を受けるなど民主化は遠かった。彼自身、『過去、5度死に直面した』と語っている通り、軍事政権から韓国民主化へ導くのには本当に容易ならざる苦難の道があったのだろう。

対して我らは第二次世界大戦の敗戦国として、占領政策の中で民主化を迎え現在に至る。
その民主化により冒頭のメディアの公平性が確保されているのである。これは世界でも例がなく、日本国国民性とも合致して本当に恵まれた事である。
しかし、そろそろ自前で民主化の何たるかを実現すべきであろう。
そのためにも斜陽政党の退場とリベラル政治の台頭を演出したい。
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そして誰もいなくなったとはならないように・・
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by e-leitz-yasu | 2009-08-20 18:58 | クラシックカメラ